小学2年生の娘の登校拒否に向き合う日々
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こんにちは、皆さん。
子育てしながら看護師をしているkaoです。
今回は、私の娘が小学2年生になって1か月経ったころに経験した登校拒否問題についてお話したいと思います。

ママ、もう2年生だから大丈夫だよ

そうなの!2年生になってたくましくなったね。
記事では、娘の思いに真剣に向き合い、傾聴することで問題が改善されたエピソードです。
学校との連携や情報収集が解決につながったポイントも高く評価され、同じ悩みを持つ方々の手助けになれば幸いです。
親子のコミュニケーションや学校との連携の大切さを強調し、困難な状況を乗り越えるためのアプローチを示しています。
感動の小学2年生:たくましさからの一転、登校拒否の始まり

自分から学校や学童での出来事を色々と話してきていたのに、ある日突然、

ママ、学校行きたくない。

どうして?何があったの?
娘はヒップホップダンスや体操教室など、様々な習い事を楽しんでいる元気な女の子ですが、いつかを境に出席拒否が始まりました。
最初は何か特定の理由があるのか心配でしたが、娘が話してくれるまで待ってみました。
興味津々で通っていた学校が急に嫌になった理由を考えましたが、娘は答えず、「学校に行きたくない。」の一点張りでした。
登校拒否が始まった日、主人も私も仕事が待っていたため、主人は仕事に向かい、私は学校に行きたくないと言う娘と手をつないで学校向ってしまいました。
担任から状況報告の電話がかかってくる

登校拒否をし始めた日の夕方、娘の担任から私の携帯に電話がかかってきました。

お母さん、娘猫ちゃんが授業中ずっと泣くんです。
時計の授業が理解できなかったからだと思います。

時計は前から苦手なんです。
30分などの単位はわかるのですが、1分単位になると口頭指示だけだと難しいです。

私が娘猫ちゃんが理解できるように教えます。
また報告いたします。
その翌日から毎日のように担任の先生から夕方、情報報告の電話が私の携帯にかかってきました。
私と担任は、娘の登校拒否の原因は時計の授業が分からないからだと考えていたのです。
担任によると、算数の時計の授業中に問題を出して娘を当てると、うまく答えることができずそのあとから授業中に泣き出したとのことでした。
他の授業でも毎日学校にいる間、娘は廊下や教室の隅で泣いていたそうです。
担任も私も、娘の登校拒否のはっきりとした原因が分かりませんでした。
担任と面談して状況が明らかになる。

分からないながらも、担任と話しているうちに色々と学校での状況が見えてきました。
丁度学校行事で個人面談があり、担任から教室での状況を教室で聞くことができたのです。
学校に行きたくないと担任にも娘自ら話した時、担任は毎朝昇降口で待ってると言い、本当に毎朝昇降口で本人が登校するのを待っていたそうです。
担任が毎朝娘を待っていることが娘は嫌だったようでした。
更に担任の話の中で気になったのが、娘が泣きながら担任から離れようとしない事を初めて知ったのです。

苦肉の策で担任は娘を担任の席に近い最前列の席にし、ノートの書き方を教える時には教団まで娘を連れていき、娘だけ担任の真横に座らせて書かせていたのでした。
担任に私は「そのやり方は娘には屈辱で辛い状況なので先生やめてください。」と伝えました。
よって、娘が担任のそばで泣いていたのは、担任に私一人だけ特別扱いするのをやめてほしいと伝えたかったのではないかと担任に説明しました。
。
担任は「そうだったんですね。」と驚いていた様子でした。

更に泣いていると授業中であろうが休憩中であろうが担任が声をかけに行くことも知りました。
毎回泣いている時に担任から声をかけられることも娘にとっては辛かった状況だと思います。
娘は泣きながら自分で気持ちの整理ができ、そっとしておけば自分から次の行動ができることも担任に説明しました。
すると担任も最近気づいたらしく、昨年の担任の距離の取り方を説明すると納得され参考にすると言ってくれました。
そして席を最前列にするのはやめて、中央から後方にしてもらうよう説明しました。
発達コーディネーターの先生とも面談しました。
「担任が24歳と若手だったため、言いにくいことがあれば私に何でも言ってください。
オブラートに包んでうまく伝えますから。」と言ってくれて、私の気持ちも少し楽になりました。
あと勉強はなるべく親御さんの協力を得たいと言われました。
学校で教えるのは対象者がいっぱいでキャパオーバーであるそうです。
勉強に関しては娘は基礎は理解できているが応用が分かっていないため、十分自宅や塾でカバーできることを伝えまして発達コーディネーターの先生との面談は終わりました。
私は看護師としての経験から、傾聴の大切さを知っています。
娘に対しても同じアプローチを取り、彼女が自分の気持ちを安心して話せる環境を提供しました。
それでやがて、徐々に信頼関係が築かれて、本当の理由が分かりました。
面談後もすぐには改善せず、登校拒否の状態が3週間くらい続きます。
私は、職場にも娘が登校拒否をしており、急遽休むことになることと、職場を辞める意向を伝えました。
仕事と育児の両立に壁を感じた瞬間でした。
学校に行きたくない理由や原因を問い詰めてはいけない
学校に行きたくない理由と原因を知りたいが知れない

何で学校に行きたくないの?
お友達に嫌なことを言われたの?

言われてない。
知らない。わからない。
親としては学校に行きたくない原因をなんとしてでも知りたいと考えます。
しかし、本人は親を心配させたくないと考えていたりして、教えてくれませんでした。

なお、まだ2年生のため記憶に残っていなかったり、辛い思いを具体的に言語化して説明できないこともあります。
毎日担任から学校での状況報告と共に、なぜ登校拒否しているのか原因が分かったら教えてほしいと言われたのですが、なかなかすぐには原因が分からず、分かるまでにかなり時間がかかりました。
後々苦手な子の名前と授業で何が嫌だったかを教えてくれました。
彼女は学校での人間関係に悩んでおり、友達との関係が原因で登校が億劫になっていたのです。
私は彼女の気持ちを尊重し、一緒に解決策を考えました。
一緒に学校とのコミュニケーションを協議するためのスキルを身につけ、友達とのコミュニケーションにも焦点を当てました。
小学2年生は色々と考えていて、学校に絶対に行かなければならないと思い込んでいます。

娘猫ちゃん、学校に行きたくなかったら行かなくても良いよ。

えっ、本当にいいの?

いいよ。ママは仕事辞めてお家にいるから。

えっ、ママ仕事辞めちゃうの?
嫌だ、ママ仕事辞めないで。頑張って学校行くから。
娘に仕事を辞めると言ってしまい、仕事は辞めないでほしいと言われました。
私が仕事を辞めると、買い物ができなくなるからという理由で仕事辞めないでと言ったようです。
仕事をする理由を理解してくれているのは嬉しかったですが、そのせいで自分の本当の気持ちを押し殺してしまっているのは良くないと思います。
学校休んで良いよと言ったとき、娘の目がキラキラしていたのが印象的でした。
やはり、あの時は学校に行きたくなかったのだと確信しました。
しかし、学校にどうしても行かなきゃと思い込んでいて、どうしたらよいかわからず苦しそうな表情を見せていました。
ひたすら傾聴する

そんな出来事がありながらひたすら傾聴して色々と娘が話てくれるうちに、気持ちを言葉にできて、気持ちの整理が付き表情が明るくなった娘がいました。
その後、娘が学校や学童での状況報告を笑顔で話してくれるようになりました。
親が聞きたいことはたくさんあるが、とにかく傾聴に努める

学校に行きたくないと言われたとき、まず「そうなんだ、学校に行きたくないんだね。」とオウム返しをして、まず子供の気持ちを受け止めると子供が自分の気持ちを話しやすくなります。
肯定もせず、否定もせず、ただひたすらに子供の話を聞き、「○○ちゃんはそういう風に考えているんだね。」と子供が話したことをまとめて大人の口から言い換えてあげます。
すると子供も、私はこういう風に思っていたんだと自分の気持ちと自分が親に話した事を照らし合わせて気持ちを整理することができます。
あと、お母さんやお父さんが私の話をよく聞いてくれたと感じることができ、更に色々と話したくなります。
傾聴は相手が悩んでいる時にこそ重要な手段です。
泣きながら学校に行きたくないなんて言いだした時には、なぜ?どうして?等と登校拒否の原因を明らかにしたくてたくさん質問したくなりますがそれは逆効果です。
問題が起こった時はまずは傾聴し子供の気持ちに寄り添うことです。
すると自ずと子供から話をしてくれるようになります。
学校でも学校以外の色々な人と交流して、気分転換する。居場所を作る。

学校の先生とも協力し、娘の状況を理解してもらうことで、学校全体でサポートを受けることができました。
担任の先生や学童の先生等周りのサポートを受けながら、娘の気持ちが切り替わるまで時間と辛抱強さが必要です。
固定された友達と関わるのではなく、色々な友達と関わり、遊ぶことで学校が楽しくなり、学校に通うようになりました。
結局、娘が安心して学校に通えるようになり、彼女の笑顔が戻ってきたことはとても嬉しかったです。
その後学校に行きたくないと言わなくなりました。
まとめ

傾聴と共感、そして協力の大切に感じた出来事でした。
家族との時間を大切にし、地域に貢献する看護師としての目標に向けて、私は日々精進しています。
成長の道を大切にし、地域に喜びと笑顔を広げていけるよう頑張ってまいりま
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